・教育活動全般に環境教育への取組が行われており、感心するところが多かった。学校・家庭・地域が一体となって環境保全に取り組み、子どもを育てようとしていることが分かった。多くの活動の様子を映像で紹介してくれたので解りやすい発表であった。

・体験を中心にしたすばらしい活動であった。時間を生み出す工夫を教えてほしい。また、教師の準備の様子や事前の心構えなども聞いてみたかった。

・比較的自然に恵まれていると思われる地域の子ども達でも、自然の中で遊ぶことが少ないのかと驚いた。自然はもちろん人ともつながりをもたせていくことが、大きな意味で環境教育の大切なことだと感じた。「木や森の声を聞こう」という活動はおもしろかった。

・地域に根ざした活動を行うためには、きっと発表の根底に様々な努力がたくさんあったことと思う。丁寧な活動、自分のこれからの活動にも役立てたい。

・自然に恵まれた環境の中で育っている子ども達が自然を大切にする心や育っていることのすばらしさを羨ましく思った。松山市内の子どもたちには感じ取ることのできないかかわりがたくさんあるのだと思う。ぜひ、交流学習が夏休みなどの長期の休みを通してできるといいなと思った。

・様々な活動や体験の一つ一つが目標とあっており、すばらしいと思った。子ども達自身で課題を見付け、それを自分達で解決するよう調べ学習をすすめており、子ども達の自主性を育てる上で有効であると思った。

・地域と密着し、児童が主体的に活動していることがよく分かった。特に「ネットワークづくり」や「立岩子ども会議」が興味深く思った。

・地域の活性化を図るためにも、地域との交流が活動計画に位置付けられてすばらしいと思う。

・過疎化していく地域において子どもが自分の住む地域に誇りをもつということが何よりも基本であると思った。地域の方との連携に感心した。

・環境教育を通して育てたい資質や能力を明確にした実践を行うことによって児童に力がついたと感じられた。参考になった。

・たくさんの活動に取り組まれていてすごい。子ども達が気付き、感じて行動できるからこそ活動がが広がっているのだろう。

・発達段階に応じた地域の環境へのかかわりがとても自然ですばらしかった。「かかわっている」というより、「とけこんでいる」という印象を受けた。きっとすばらしい温かい子ども達が育っていることと思う。中学生になったらぜひ、今、急激にこわれつつある環境を直視し、少しずつでも自分からストップできる生徒になってほしい。

・総合的な学習の時間をはじめとして、学校生活のあらゆる活動を通して、身近な環境にとても意欲的に関わっている様子がよく分かった。中でも地域の豊かな自然と人材を生かして、数多く豊かな体験を積み重ねていることに関心した。環境教育を通して、環境に興味をもつことだけではなく、自分とかかわるものや人への愛着も育ち、「関わり合う力」が身に付くと感じた。

・地域の指導者から学ぶ野菜作りなど、交流があってとてもいいと思った。

・長い間の取り組みが実を結んでいっていることが発表から感じられた。ただ、専門的なことが多いようなので小学生にはしっかりと指導・説明などがなされていないと「動かされている」感に陥ってしまう恐れがあると感じた。

・豊かな自然に恵まれた環境を生かし、特色ある環境教育につながっていると感じた。各学年ごとの明確な目標と指導計画、そのつながりが児童の段階的な気付きや心の成長に大きく影響を与えたと思う。児童の日々の生活の中から学習課題が挙げられており、児童と教師双方の意欲的な取組の様子が分かりました。

・たくさんの取組をネットワーク化して効果的なものにしているなと感じた。

・前学年で学習したことが次の学年で生かされるよう、しっかりとした目標を立て、実践されていたように思う。また、自然、人を活用した体験活動が多く、参考になった。

・自然との関わりだけでなく、地域や人や近隣の小学校など、人とのつながりを深く感じることができた。また、身近な体験活動から生き生きと子ども達が活動しているのが分かった。また、体験で終わるのではなく、まとめ、伝える生活からもう一度課題と向き合い深められていると思う。

・小学校では身近な環境に対して学習することが大切だなと改めて感じた。

・地域密着の豊富な体験に感心し、教職員の方々の努力がよく分かった。

・身近な環境や人を対象に全校で取り組む様子がよく分かった。今後自分達が知った内容をどのように発信していくのかが大切になると思う。地域や保護者との連携を生かて活動を進めていけたらすばらしいなと思った。

・以前に北条市の学校に勤務していたこともあり、立岩の取組は以前からすばらしいなと感じていたが、今回の発表を聞いて本物の環境教育を通したふるさと学習、ふるさとを大切にした教育がなされていると思った。

・地域の人が中心となって子ども会議を行っているのがすばらしいと思った。

・地域の方々の協力と地域を大切にしようとする子ども達の姿がよく分かった。地域を愛する子どもが育っていると感じた。

・少し規模の大きい学校になると子ども達から出た思いや願いを取り上げ、練り上げ、体験活動にもっていくため時間が掛かり、ともすると教師が活動の流れをかなり引っ張ることになってしまうことがある。目指す子ども像、つけたい力を明確にし、より深い体験活動になるよう活動を常に見直ししていく目をもっていきたいと思う。立岩小学校では、子どもの思いを生かし、活動を組み立てているところがいいなど思った。

・研究の理論がしっかりとしていて、方法や計画についても分かりやすかったように思う。双方向性のある体験活動が多くあり、学校のみならず地域一体となって子ども達を育てたり立岩の自然を守ろうと活動したりする様子が分かった。天谷小と交流しているということであったが小規模校にとって交流をもつということの意義は深いと思う。今年度最後ということが残念。

・環境教育で育てたい能力がはっきり分かり、自然や地域を生かした実践を聞くことができた。私の学校では一つの学年が重点的に学習しており、各学年の系統が薄れていることを反省した。この夏休みに、系統のつながりを確認し、環境を大切にした行き方ができるような子どもを育てたいと思った。

・地域との結びつきを強く感じる研究だった。環境教育というとすぐにまわりの自然とか省エネルギーなどというように狭い視野でとらえがちだった。自分も家族も友達も地域も含めた環境として様々なアプローチが必要だと教えていただいた。

・長年の実践が感じられその学級の特色となっているのがよく分かる発表内容だと思った。「もったいない運動」というのもなかなかいいネーミングだと感じた。多面的な活動で子どもの育成が進んでいるようだが、是非、今後は、地域も巻き込んで息の長い活動となるよう願っています。

・環境に目を向ける態度を育てることが自尊心や他者を思いやる心など道徳的な態度や心情を育てることことにつながるということを改めて感じる実践だった。

・肱川中で課題として取り上げていた学年ごとの身に付けさせたい資質などをきっちりと設定していたのでとてもすばらしいと思った。本校でも3年間を見通した活動計画を立てていきたいと思った。

・たくさん体験例が出ていたが、全体計画と具体的な指導案を見てみたい。できれば資料があるとありがたい。多くの活動に取り組まれていて、その努力や苦労がしのばれる。

・5,6年生の実践で紹介されていた実験、観察は簡単にできて結果が明確に出る方法であり、本校でもぜひやってみたい。