平成20年度 教育座談会
平成20年10月4日(土)13時〜16時、エスポワール愛媛文教会館において、次の「テーマ」「趣旨」による教育座談会が行われました。
◎テーマ 「子どもの体力を考える〜体力向上をめざして〜」
◎趣旨
文部科学省では、スポーツ振興基本計画の具体的な施策目標の一つとして、「子どもの体力向上」を揚げ、国・地方・民間関係団体等と連携して推進していこうとしている。子どもにとって体力の向上は、心身ともに健やかに成長していく上で、不可欠なものである。
ところが、毎年実施している「体力・運動機能調査」によると、昭和60年以降、子どもの体力は低下傾向が続いており、運動する子どもとそうでない子どもの二極化の傾向も見られる。こうした現状を踏まえ、生涯にわたって運動に親しむ習慣や意欲の醸成を図りながら、子どもたちの体力向上を目指していかなければならない。
そこで、今回は「子どもの体力」について、さまざまな立場から、このことをどのように考え、子どもたちにどうかかわっていけばよいか等、実践を通して話し合いたい。
そして、学校、家庭、スポーツ団体など、地域社会が一体となって取り組む環境の構築を目指していきたい。
◎座談会の骨子 |
○ 子どもたちの現状
○ 子どもたちへのかかわりと課題
○ 学校教育へ望むこと
○ その他のスポーツ団体等へ |
◎出席者(敬称略) |
愛媛県PTA連合会 副会長 |
高橋 美代子 |
愛媛県立今治東中等教育学校 教諭 |
高井 剛 |
トラック&フィールドクラブ代表
(中之庄小学校 教諭) |
石川 幸雄 |
愛媛県教育委員会保健スポーツ課 指導主事 |
三好 尊史 |
愛媛大学教育学部保健体育科教育学 准教授 |
日野 克博 |
愛教研法制情報局長 |
(司会) |
渡部 清 |
愛教研情報宣伝部常任部員 |
(記録) |
郷田 和美 ・ 藤田 晋司
関岡 寿登 ・ 脇 規洋
土居 一暁 ・ 山本 恵 |
◎座談会の流れ
○はじめのあいさつ
子どもたちの現状
○基礎的な体力の向上
○二極化の現状
○体力と食生活
○体力・運動能力調査の結果
○体力の継承に向けての課題
○
○
子どもたちへのかかわりと課題
○それぞれの立場で体力向上の手立ての提供
○運動好きにさせる指導の工夫
○ボランティアスタッフ育成の課題
○地域ぐるみで子どもの体力向上
○社会総がかりでの取り組みの必要性
○連携の具体的な方法とは
○組織作りが課題
○システム機能の確立の必要性
学校教育へ望むこと
○達成感を味わう体育の授業
○新しい全校体育と授業の充実
○技能の習得
○きっかけ・継続・評価
○時間保障と研修活動の充実
その他の団体等へ
○具体的な指示を
○指導者の育成
○研修の必要性
○結果を急がず
○大人の果たす役割
○おわりのあいさつ
※詳細は 平成21年1月16日発行の愛教研教育情報320号に掲載されています。