平成19年度 教育座談会
平成19年10月20日(土)13時〜16時、愛媛文教会館において、次の「テーマ」「趣旨」による教育座談会が行われました。
◎テーマ 「キャリア教育を考える〜望ましい勤労観・職業観をめざして〜」
◎趣旨
中央教育審議会答申「新しい時代の義務教育を創造する」(平成17年)において重視するものの一つに、「将来の職業や生活への見通しを与えるなど、学ぶことや働くこと、生きることの尊さを実感させる教育を充実し、学ぶ意欲を高めること」とある。
今日、厳しい経済情勢や雇用の構造的変化等によって、若者が将来の夢や社会人・職業人としての生き方を描くことが難しくなってきている。また、一方では、若者の勤労観・職業観の未熟さやコミュニケーション能力等の低下が指摘されている。
そこで、今回は子どもたちに「望ましい勤労観・職業観」を身に付けさせるために、様々な立場から、このことをどう考え、子どもたちにどうかかわっていけばよいか等、実践を通して話し合いたい。
そして、学校、家庭、地域社会が一体となって取り組む環境の構築を目指していきたい。
◎座談会の骨子 |
○ 今の若者の現状
○ 若者へのかかわりと課題
○ 学校教育へ望むこと |
◎出席者(敬称略) |
NPO法人アクティブボランティア21 常務理事 |
三好 達也 |
新居浜市立金子小学校 教頭 |
澤井 哲男 |
ジョブカフェ愛work愛媛県若年者就職支援センター長 |
大内 由美 |
南九州大学 学生 |
土井 駿吾 |
日本食研株式会社 人事部長 |
鈴木 美明 |
愛教研法制情報局長 |
清水 慶子 |
愛教研情報宣伝部長 |
(司会) |
金井 宏之 |
愛教研情報宣伝部常任部員 |
(記録・写真) |
藤居 篤子・甲野 正人・窪田 努
和田由美子・坂本新一郎 |
◎座談会の流れ
○はじめのあいさつ
今の若者の現状
○薄くなってきた目的意識
○面倒なことを避けようとする若者
○積極性に欠ける若者
○意欲に欠ける若者たち
○心を通わす言葉が少なくなった子どもたち
○混沌とした社会の中で
○地域行事から情報を得る
若者へのかかわりと課題
○変化してきた学校・家庭・地域との連携
○家庭だけの問題ではない
○子どもに夢や希望を与える教育活動
○ボランティアの原点は、感動!
学校教育に望むこと
○やり遂げる体験を
○社会におけるコミュニケーションの大切さ
○必要とされる社会人としての資質
○いい人は仕事のできる人か
○学校におけるコミュニケーション能力の育成
○人とのかかわりの不器用さ
○人とかかわる教育を
○異年齢で
○感情を素直に
○感情表現の大切さ
○目的意識と「察する力」
○社会資源としての活用
○若者に向き合う
○啓発・広報の工夫を
○キャリア教育とは
○若者に希望を
○小事・目標を大切に
○ピンチがチャンス
○おわりのあいさつ
※詳細は 平成20年1月21日発行の愛教研教育情報315号に掲載されています。