平成18年度 教育座談会

平成18年10月21日(土)13時〜16時、にぎたつ会館において、次の「テーマ」「趣旨」による教育座談会が行われた。
 
◎テーマ   「家庭教育を考える〜躾・食育を中心として〜」  
 
趣旨
 変化の激しい時代を生き抜き、これからの日本を担う子どもたちを育てるためには「たくましく生きる力」などの育成が重要である。また、多様な社会環境の中では、子どもの教育は、学校だけでは充分な役割を果たすことは難しい。
 学校、家庭、地域社会がより連携を深め、それぞれの立場において、その役割や責任を果たし、教育に努めなければならない。
 そこで、今回は学校、家庭、地域社会が一体となって教育に取り組む実践として「家庭教育」に視点を当て、連携のあり方等について検討していきたい。
 今日、子どもの生活習慣、特に食生活の乱れが健康の保持増進はもちろんのこと、心の教育、しいては学力の向上にも関与していると言われている。また、「早寝、早起き、朝ご飯」全国協議会が発足され、文科省と連動して官民連携して、全国展開していこうとしている時、家庭教育の中でも、躾・食育は重要な課題であると考える。
 それぞれの立場で、どのように子どもたちにかかわり、日々の活動の中で、躾・食育についてどう考え、どのような取り組みをしているのか等、実践を通して話し合いたい。
 そして、家庭教育のあり方(躾・食育を中心として)を考え、学校、家庭、地域社会がつながり合いながら取り組む環境の構築を目指していきたい。
 
◎座談会の骨子 ○ 今日の家庭教育
○ 活動の成果と課題
○ 学校教育へ望むこと
出席者(敬称略) 愛媛県PTA連合会 会長 新宮 康史
民生児童委員(四国霊場仙遊寺住職) 小山田 憲正
新居浜市立船木中学校ひびき分校 教頭 坪本 道夫
伊予市立郡中小学校 栄養教諭 小畑 昇子
愛教研法制情報局長 久坂 文治
愛教研情報宣伝部長  (司会) 渡辺 正治
愛教研情報宣伝部副部長 (記録) 藤崎 靖博
愛教研情報宣伝部常任部員 (記録) 渡部 関児

◎座談会の流れ
  ○はじめのあいさつ
 今日の家庭教育
  ○今の子ども達の現状
  ○民生児童委員として
  ○児童相談所の現状と課題
  ○学園で学ぶ子ども達
  ○まずは早寝から
 活動の成果と課題から
  ○時には強制も
  ○育て不安、迷える親
  ○空手の指導の中で
  ○野球で培う達成感
  ○大切な食事のあいさつ
  ○今、三角食べをしていない
  ○食べることに表れる躾不足、躾過剰
  ○食生活の変化が影響
  ○オール1の落ちこぼれ
 学校教育に望むこと
  ○社会生活のABC
  ○命を大切にする教育を
  ○大人の責任
  ○規則正しい生活は子どもを変える
  ○食育の大切さ
  ○おわりのあいさつ

※詳細は 平成19年1月16日発行の愛教研教育情報310号に掲載されています。

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