第５２回教育研究論文集ができあがりました。間もなく、会員の皆さんのところにも届きます。
　令和元年度、第５２回教育研究論文には４１編の応募があり、入選４編、佳作８編という結果になりました。このうち、教育研究論文集には、入選の４編を掲載しています。
　「今回の論文の多くは、新学習指導要領の全面実施を間近に控え、改訂の柱の一つである「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指した研究実践でした。いずれも日々の教育実践への工夫改善と児童生徒の成長の様子を伺うことができ、他の学校においても参考にできる内容が多く見られました。」（教育研究局長の前書きより）。会員の皆さんの、日々の実践研究に役立つものと確信しております。
　審査委員長の平松先生は、審査評の中で、「応募論文を読み進めていくうちに、子どもたちが目を輝かせながら、教師や友達と学び を深めていく様子が想像されてくる研究は読み応えがあり、自分も同じ場所にいるような感覚に引き込まれた。教室では、子どもと共に学び続ける教師の姿が存在し、子どもたちは、『主体的・対話的で深い学び』を繰り広げていることであろう。」と述べていらっしゃいます。
　子どもの姿を通して自分の日々の実践を振り返り、自分自身の指導力を向上させるために、令和２年度の教育研究論文に応募してみてはいかがでしょうか。今年度の応募期間は、令和２年１２月１日～令和３年１月８日です。